Chiekovsky

Japanese Acoustic Unit in Australia, Perth

ルーパーとは、ループエフェクターを使うミュージシャンのこと

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こんにちは、お久しぶりのmasaです。
音楽活動は出来ていないですが、オーストラリアで何とか生きております。
Ed Sheeranというミュージシャンをここのところよく聞いてます。
この人、ライブでも全部自分で演奏してしまうんですね。
ループペダルという装置を使うのですが、自分でバックトラックを演奏録音し、
それをバックに演奏をするような感じです。

これを見ると分かるのですが、まずはギターのカッティングでリズムを録音し、そのあとテーマとなるフレーズを録音し、コーラスを2パート、そして、それをバックに演奏を始めてます。

普通のライブでは、演奏する曲のバックトラックを演奏するところなんて見せることはないですし、完成された演奏が披露されるものだと思うんですが、この人のライブはその作るプロセスすらパフォーマンスになっているというところが面白いです。

先ほどの動画も完璧なタイミングで曲が演奏されてますが、もしどこかでワンテンポ、スイッチを押すタイミングがずれたら間違いなくグダグダな演奏になってしまうわけで、人前で演奏するライブという極限状況でそんな離れ業をやってのけるEdはやっぱりすごいと思います。

このループペダルを使って、録音しながら演奏するミュージシャン、ルーパーというそうですが、最近増えているらしいです。先日行ったカフェでもギターで弾き語りをしている人がいたのですが、バックトラックを録音して、それを流しながらソロを演奏していました。

私が最初に知ったルーパーは宮内優里さんという方です。きっかけは確かカフェに置いてあったライブの告知チラシだったと思うのですが、ギター、ピアノ、いろんな楽器をリアルタイムで演奏、録音し、アンビエントな雰囲気を醸し出します。

私にとって録音というのは非常にセンシティブな作業で息を殺してやるような作業だったわけなんですが、それをリアルタイムでこなして、なおかつ、曲として仕上げられるというところに非常に面白さを感じました。

いまでは私の仕事用BGMのお気に入りリストに入っています。

ちなみに、先ほど紹介した Ed Sheeranの Shape of youという曲ですが、
http://www.ufret.jp/song.php?data=35843
で、コードを確認したら、ずーっとBm Em7 G A の繰り返しでした。
そう、確かにループだと曲に大きな変化をつけるのは難しいんですね。

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